Salesforceの申請承認機能をパワーアップ!AppMoveワークフローの特徴
条件分岐や併行分岐(合議制)のあるワークフローが申請できる
・条件分岐のあるワークフロー
分岐の条件には、数値や文字列比較に加え複雑なロジックを組み込むことができます。
・併行分岐(合議制)のあるワークフロー
併行分岐とは、同じ階層に設定されている承認がすべて完了しないと次の承認に進むことができない『合議制』を意味しています。
複数の承認者の合議によって意思決定するワークフローを作ることができます。
下図の、ひし形にプラスのマークに挟まれている部分が併行分岐の範囲です。
申請時、承認時に承認者を設定することができる
申請時にすべての承認者をまとめて設定することができます。
承認時に必要に応じて、次の承認ステップの承認者を追加することができます。
自分がすでに承認した申請は、承認をスキップするよう指定ができる
ワークフローの中で承認者が重複している場合、2回目以降の承認はとばすことができる機能です。
この機能はワークフローの設定時に有効か無効か選択することができます。
申請者や承認者が複数部門を兼任している場合、それぞれの部門で申請や承認できる
申請者や承認者はルート図から自動で検出できるため、
職責を兼務している場合でも、申請・承認したい職責として対応できます。
承認者が不在時に委任振替を行うことができる
海外出張や長期休暇など特定の期間、承認者に割り当てられている人が承認できない場合、
事前に指定した他のユーザーに委任することができます。
また、既に承認待ちとなっている申請を委任先に振替えることもできます。
組織改編に対応できる
・旧組織、新組織を並行運用することができます
ルート図、ワークフローのバージョン管理ができるため、新組織に移行後に旧組織での承認が完了していなくても、
旧組織のルート図で承認することができます。
新年度に新たに申請する場合は、新年度の組織で申請承認することができます。
また、組織改編は年度末だけでなくどのタイミングでも、現在の申請承認を止めることなく対応することができます。
・ルート図とワークフローの関係性
ワークフローはルート図を参照して、次の承認者を検索します。
(例)ワークフローの承認者に「前処理者の上位グループ」と設定した場合、申請者が組織図の「営業2課担当」ならば、次の承認は前処理者の上位グループである「営業2課」になります。
・ルート図、ワークフローの一括更新ができます
別で管理している組織情報(人事データなど)を利用し、作成したCSVファイルを用いて、一括更新することができます。
Lightningコンポーネントを使ってオブジェクトの詳細画面を作成できる
Lightningコンポーネントを使用すれば、アドオン開発なしでも詳細画面を見ながら申請や承認ができます。
Lightningアプリケーションビルダーを使って、ドラッグ&ドロップという簡単な操作だけで、
4つのLightningコンポーネント(申請、進捗状況、状況履歴、申請履歴)をオブジェクトの詳細画面に埋め込むことができます。